テラビシアにかける橋
映画は本当に沢山観ているので、いろいろごっちゃになってしまっている
ものも多いのですが、最近観た映画で印象に残っているもの。
「テラビシアにかける橋」という映画。
どっちかと言えば大人向きより、青少年向きの映画なのかも知れません。
2人の姉、2人の妹を持つ少年。5~6年生?絵を描くのが得意で好き。
工務店に努めるお父さん。あまり裕福ではない感じの家庭。
男の子一人なのに、意外と父親からは邪険にされている感じ。
学校でもどちらかと言うといじめられっ子的。
隣に女の子が越してくる。
あらすじは、(Wikipediaより)
バージニア州南西部の田舎町に住むジェス・アーロンズは5人姉弟の真ん中で唯一の男の子。
仕事に忙しい父親と、姉妹しか構わない母親。妹のメイベルはジェスを追いかけまわす。
孤独を感じているジェスは空想の世界をひたすらスケッチブックに描いていた。
ある日隣の家に作家夫婦とその子供のレスリー・バークが引っ越してくる。
学校での出来事からジェスとレスリーは親友となり、ロープで飛び越えられる小川の向こうの森に
「テラビシア」という想像上の王国を作る。2人は放課後になると毎日のように小川を飛び越え、
「テラビシア」の王と女王として楽しく過ごしていた。
しかし、ジェスが学校の音楽の先生に誘われてナショナル・ギャラリーに行っていた時に悲劇が起きる。
ひとりでテラビシアに向かっていたレスリーが、ロープが切れたせいで増水していた小川に流されて死んでしまったのだ。
はじめはレスリーの死を受け入れられなかったジェスもやがてはそれを受け入れ、
レスリーのために花輪を作ることにする。「テラビシア」で作業をしていると小川の方から声が聞こえる。
ジェスが戻ってみると小川にかけられた丸太にメイベルがしがみついていた。
ジェスはメイベルを助け家へ帰らせた。
レスリーの両親が引っ越すことになった。ジェスは廃材をもらいうけ、小川に橋をかけ始める。
橋が完成するとメイベルを呼び、「テラビシア」の新しい女王として迎え入れた。
というストーリー。
あらすじを上手く書きますね~。さすがという感じです。
全体的にとても良かったのだけれど、このレスリーという女の子が
亡くなってしまうことがどうも理解できない、というか受け入れ難い。
また引っ越すとか、とにかく生きてて欲しかったと思うのです。
自分が単純なのか、やはりハッピーエンドで終わって欲しいですね~。
これはWikipediaによると、ある小説が原作。
作者の息子の親友が雷に打たれて亡くなってしまったという実体験があり、
そこからこういう発想になったという。
実体験はそうかも知れないけれど、ならば尚更小説では生かして欲しかった
と思ってしまいます。
そうじゃないと、このジェスが可哀想過ぎる気がしてしまって・・・。
7年も前の映画を今頃観ているのも可笑しいかも知れませんが。
でも映画って本当に素晴らしいですね。
有名な映画評論家のオハコでした。
もう亡くなってしまいましたが。
画像は田んぼで餌をついばむアオサギです。